物語紹介

物語紹介

陽の光が暑さを帯びはじめる六月。
主人公・長森均は、星見原<さきみはら>学園に入学して三ヶ月目を迎えていた。
特に部活に入ることもなく、帰宅部を決めこんでいた均に、転機が訪れる。
由緒ある部ながら、顧問の退職と三年生の卒業で部員がいなくなってしまい、
廃部になろうとしていた天文部。その天文部の廃部がまさに執行されようとしたときだった。
均は学園の教師である従姉・長森櫻のたくらみで、
半ば強制的に、天文部に入部することになってしまう。
そんな天文部に、縁あって集まったのは個性的な四人の女の子。
 どこかで会った気がする、明るい転校生の少女、速星すぴか。
 温厚な性格のお隣さん、杉原香乃。
 寡黙で独特の空気を持った先輩、笹津沙梨。
 見た目は幼いが、意外としっかり者の楡原綺音。
全員未経験者の新生天文部は、手探りながらも活動を始める。
積み重ねる時間の中で、均が、そして彼女たちが、少しずつ変わっていこうとしていた――